ドルンフェルダー

ドルンフェルダーは1955年に新しく交配され、誕生したばかりの品種ですが、すでにドイツの伝統品種なみの存在感があり、近年急激に需要が高まりました。ドルンフェルダーはヘルフェンシュタイナーとヘロルドレーベの交配で、もともと「色づけ用のワイン」として交配されたものでした。

 

1970年代半ば頃までは、100haほどが栽培されるだけでしたが、その後、栽培面積が急増しました。今日、栽培面積は約8000haで、総栽培面積の約8%を占めています。赤ワインの品種の中では、シュペートブルグンダーのほうがより多く栽培されています。

 

ドルンフェルダーは強靭で、病気にかかりにくい品種です。生育するがままにさせておくと、収量が非常に高くなります。土壌を選ぶ品種で、砂の多い土壌や岩石の多い土壌を嫌います。

 

ドルンフェルダーは主に辛口の赤ワインとしてリリースされますが、中辛口、甘口のものも生産されています。醸造スタイルには2通りあり、1つはサワーチェリー、ブラックベリー、にわとこなどのフルーティなアロマを引き立てたもので、早くから市場に登場するタイプ、もう1つは大型の木樽やバリック樽を使って、タンニンやストラクチャーを強調し、フルーティなアロマを控えめに表現したタイプのものです。ドルンフェルダーはふくよか、滑らかで、バランスのよいワインに仕上がります。色が非常に濃いため、一目でわかるワインでもあります。

 

2017年度栽培面積TOP3


1位 ラインヘッセン地方 3365ha

2位 ファルツ地方 2948ha

3位 ナーエ地方 425ha


以下、他指定地域の生産面積です。

 

バーデン地方 42ha

ヴュルテンベルク地方 304ha

モーゼル地方 298ha

フランケン地方 144ha

ラインガウ地方 15ha

ザーレ・ウンストルート地方 53ha

アール地方 10ha

ザクセン地方 19ha

ミッテルライン地方 12ha

ヘッシッシェ・ベルクシュトラーセ地方 14ha